2015年9月25日金曜日

著作紹介 《竜殺し》シリーズ

著者のデビューシリーズとなる作品。
全三巻+α。
イラストはミユキルリアさん。
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英雄《竜殺し》の終焉


交易都市クリザの領主は、かつて大陸を襲った竜を倒した英雄アルズレッド。
富も名声も手に入れた英雄だが、闘いに身を置いてきた彼には、
今の平和な暮らしは退屈の連続でしかない。
古くから使える執事と侍女のみが彼の厭世を知り、気に病んでいた。
そんなある日、屋敷に現れたのは完全に白い謎の存在。
〝白の狩人〟と名乗り、「黒」を狩ると言うのだが……。






シリーズ第一作目。デビュー作。
投稿するにあたり、なにを書けばいいのか迷った結果、
ファンタジーで英雄譚で竜で戦記でバトルで恋愛でミステリーで……
と書きたいものを一通り詰めこんだ作品。


英雄《竜殺し》の誕生

戦乱の続くフォトキア大陸南部小国家群で、
無敵と恐れられる傭兵団「緋の風塵」。
黒狼の二つ名を持つ部隊長アルズレッドは、
いずれ伝説の竜をも殺す最強の男になると豪語している。
戦場で拾った孤児と暮らす彼は、まず〝傭兵王〟ドヴォルグを倒し、
その座を奪おうと密かに狙い、剣の腕を磨いていた。
だが、その日々は長くは続かなかった―






シリーズ第二作目。一作目の前日譚。
タイトル通り、英雄《竜殺し》がどう誕生したのかを描いた作品。
今作もまた自分の好きなものを詰めこんだ作品になっているが、
一作目に比べるとバトル成分を強めている。


白き帽子の放浪者



争続く大陸各地で噂される〝白き帽子の放浪者〟。
どこからともなく現れ、問題を解決して去るという。
折しももダグラント王国では、大公が蜂起、内乱が勃発。
国民たちは〝放浪者〟の救済を待望するように。
そんなある日、辺境の村娘エファが出会ったみすぼらしい男は、
逃走中の国王デュアン四世だと名乗るが……。





シリーズ第三作目。最終作。
一作目の三年後を舞台に、過去の因縁が絡み合ったりする。
前二作より恋愛成分が強め(だと作者は思っている)。


炎王襲来? 白き帽子の放浪者前日談


クリザの美しき女性議長アルヴィア。
仕事ひとすじな彼女に女性の幸せを掴んでもらいたい!
と幼馴染みのメリアが白羽の矢を立てたのが議会直属部隊の長・セウレン。
買い出しを名目に二人をデートに出したは良いが……!?










短編。タイトル通り、三作目の半年ほど前を描いている。
一作目の登場人物たちのその後を描きつつ、
三作目に登場した人気(が出るといいなと作者が思いながら書いた)キャラの活躍を描く、
一作目と三作目の橋渡しとなる作品。
あとラブコメ。
読売プレミアムに掲載後、電子書籍として本よみうり堂デジタル等で配信中。


クリザの平和な一日 白き帽子の放浪者後日談


二大国の和睦と、都市国家クリザの独立で、
大陸北部は百年ぶりともなる平和を迎えていた。
ここクリザでは、評議会議長アルヴィアと侍女長のメリアもまた
平穏な日々を……なはずが、客人ミアンが大暴れ。
議会に乱入したり、リボンで飾ったり、侍女隊に混ざっていたり。
「黒王鉄よりも硬い女議長」「クリザの影の支配者」
と呼ばれる二人もたじたじに。
果ては二人を結婚させようと画策し始めて―





短編。これまたタイトル通りに三作目の数ヶ月後を描いている。
ここまで読んでくれてありがとうな気持ちをこめた、
シリーズのカーテンコール的作品。
あとラブコメ。
読売プレミアムに掲載後、電子書籍として本よみうり堂デジタル等で配信中。









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